練習メニューの分け方
皆さんこんにちは。今回は、年齢や野球経験、小学校の学年ごとによる練習メニューについてお話ししていきたいと思います。
土日の練習
小学生の野球練習といえば、例えば土日には午前中は守備練習、午後はバッティング練習といった感じで練習を行ったり、午前中にノックやバッティングを行い、午後に実戦守備をやったりすることが多いです。
年代別の練習メニュー
今回は、年代別に練習メニューが本来どうあるべきかをお話しします。まず、野球を始めたばかりの低学年(ジュニアやスーパージュニアと呼ばれる4年生以下)について、5、6年生と4年生以下に分けて話します。さらに、1年生も別枠として考えます。
5、6年生の練習
5、6年生は実戦を想定した練習が必要です。試合に勝つためには実戦守備や試合を想定した練習を行うべきです。
2〜4年生の練習
2〜4年生の練習メニューは少し異なります。5、6年生は教えられたことを実行する力がありますが、2〜4年生は頭では理解していても実行が難しい場合が多いです。例えば、「ゴロは正面で補給し、腰を落としてグローブを前に出す」と教えても、実行できる子は少ないです。一つ一つ丁寧に教える必要があります。
基礎練習は面白くないので、子供たちが飽きないように工夫が必要です。例えば、同じメニューを繰り返すのではなく、アプローチの仕方を変えるなどの工夫が重要です。
バッティング練習の工夫
バッティング練習も同様に工夫が必要です。ストレッチャーが投げる、トスバッティング、ティーバッティングのそれぞれにメリットがあります。ピッチャーが投げると打つ回数が減りますが、トスバッティングはある程度の球数を確保できますし、動いているボールを打つ練習にもなります。ティーバッティングは動いているボールが打てない子にとって良い練習です。ステップとしては、ティーバッティング、トスバッティング、そして投げた球を打つ順に進むのが理想です。
守備練習の工夫
守備練習では、ボールを転がして足の運びや手の出し方を教えた上で、弱い打球や強い打球、フライの練習を行います。最初はテニスボールや柔らかいボールを使って頭の上で取る練習をするのも良いです。
1年生の練習
1年生の練習は、怪我をしないようにゴロを転がして捕る練習を行い、野球の楽しさを教えることが重要です。置いてあるボールを打つティーバッティングなどが良いでしょう。2〜4年生の初心者にも有効です。
練習メニューのステップ
練習メニューは学年よりも個々のレベルに応じて変えることが重要です。その子に合った練習メニューを考えながら指導することで、効率的に成長できます。
学年ごとの練習メニューの工夫
学年ごとの練習メニューが物足りない場合、上級生と同じ練習に混ぜるなどの工夫が必要です。これにより、個々の成長に応じた練習ができます。
まとめ
小学生の成長は早く、練習メニューを個々に合わせることで成長を促進できます。お父さんやお母さんの協力も重要です。練習メニューを参考にしながら、子供たちの成長を楽しんでください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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