皆さんこんにちは。
今回は、以前子どもたちに取り組ませていた自主トレーニングや野球ノートの実践状況について、その後どうなったのかをお話ししたいと思います。内容が多いため、自主トレと野球ノートに分けて2回に分けてお届けします。
まずは、「自主トレーニング」について詳しくお話しします。
子どもたちへの自主トレーニングの取り組み
自主トレの目的と導入
子どもたちには、自主的にトレーニングを行う習慣を身につけてもらうために、具体的なメニューを考え、毎日実践するよう促してきました。この自主トレは、基礎体力の向上だけでなく、技術の習得や自分で考えて取り組む力を養う目的もありました。
具体的には、以下のメニューを取り入れていました。
- 基礎トレーニング: 腕立て伏せ、腹筋、背筋、スクワット
- スキルトレーニング: ゆっくりとした素振りやシャドーピッチング
- 補助練習: 左手でボールをキャッチする練習やフォーム確認
しかし、私自身が仕事で多忙になったことで、この取り組みが思うように進まなくなりました。
忙しかった時期の生活状況
この1カ月ほど、私の生活は非常に多忙を極めていました。平日は、子どもたちが寝ている時間に帰宅し、朝は子どもたちが起きる前に出勤するというスケジュールでした。土曜日も出勤があり、日曜日はさまざまな用事でグラウンドにも顔を出せないことが多かったです。
このような生活の中で、子どもたちが自主トレをどう進めていたのかを確認する時間も取れず、結果的にその状況を把握できていませんでした。
自主トレーニングの実践状況
子どもたちの反応と現実
結論から言うと、子どもたちはほとんど自主トレをやっていませんでした。最初は私が毎日声をかけて実践させていたため、ある程度の成果は見られましたが、「やらされている」という感覚が強かったのだと思います。
私が声をかけなくなった途端、徐々に取り組みが減り、最終的にはほとんどやらなくなってしまいました。忙しさが落ち着いた頃に子どもたちと話をしましたが、その時に「やっていなかった」という正直な答えを聞きました。
自主性が欠けた理由
子どもたちにとって、自主トレが「自分のため」という意識ではなく、「親に言われてやるもの」となっていたことが主な原因です。また、自主トレの成果を実感できなかったことも、モチベーションを失わせた要因でした。
成果を感じられなかった原因
成果の見える化の欠如
自主トレの成果が目に見える形で記録されていなかったため、子どもたち自身が進歩を実感する機会が少なかったのだと思います。
例えば、以下のような方法で成果を見える化することができたかもしれません。
- 1週間ごとに記録をつけ、過去の結果と比較する。
- 動画を撮影してフォームの改善点を確認する。
- 小さな目標を設定し、達成した際に褒める。
正しいトレーニング方法の理解不足
自主トレでは、正しいフォームや適切な負荷で取り組むことが重要ですが、それが十分に伝わっていなかった可能性があります。無理なトレーニングはケガの原因にもなりますし、成果が出にくく、子どもたちのやる気を削ぐ原因にもなります。
今後の対策
自主トレを楽しいものにする工夫
子どもたちが自主的にトレーニングに取り組むためには、以下のような工夫が必要だと考えています。
- ゲーム感覚を取り入れる: トレーニングを競争形式にするなど、楽しみながら取り組める方法を考える。
- 親子で一緒にトレーニング: 私自身も一緒に参加し、子どもたちに寄り添いながら進める。
- 報酬や達成感を与える: 小さな成果に対しても褒めたり、ご褒美を用意する。
成果を記録する仕組みの導入
日々のトレーニングの成果を記録し、視覚的に確認できるようにすることが重要です。例えば、以下の方法を活用します。
- スマホやタブレットで簡単に入力できるトレーニングアプリの導入
- 練習内容や達成目標をノートに記録する習慣の継続
- 定期的に動画を撮影し、子どもたちと一緒にフォームや成長を振り返る
正しいフォームの再確認
トレーニングの中で正しいフォームを意識させるための練習を増やします。具体的には、以下のポイントに焦点を当てます。
- 投球フォームを確認し、肘や肩への負担を減らす
- 打撃フォームをゆっくりとした素振りで固める
- キャッチングの基本を繰り返し練習する
終わりに
今回の振り返りを通して、自主トレーニングの取り組みがうまくいかなかった原因を深く考えることができました。親としての役割や、子どもたちとの向き合い方についても改めて学ぶ良い機会となりました。
これからは、子どもたちの自主性を引き出し、トレーニングの成果を実感できる環境を整えていきたいと思います。また、今後の進捗や取り組みについても記事として随時更新していきますので、ぜひご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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